東京大学筧康明研究室が企画・主催するオンライントークイベントWhat’s the Matter? Talk 004『コンヴィヴィアル・テクノロジーのつくりかた』を開催します。
筧研究室では、マテリアルインタラクションに関する研究開発とエクスペリエンスデザインを接続する「Material Experience Design」を標榜しています。Fashion Tech News(*)と連携し、アート、デザイン、テクノロジーなど様々な領域の一線で活躍するクリエイターや研究者の方々をゲストに迎え、その創作や研究の動機や秘訣を紐解きながら私たちの活動との共通項や違いを見出し、マテリアルを通した体験創造の「未来」について議論を展開していきます。
今回004は、今年4月に「コンヴィヴィアル・テクノロジー 人間とテクノロジーが共に生きる社会へ」(BNN出版)を刊行された緒方壽人さん(デザインエンジニア/Takram)をお迎えし、本書で提唱されるコンヴィヴィアル・テクノロジーの概念やその背景についてのお話を伺います。緒方さんはTakramのメンバーとして、筧研究室も参画するJST川原ERATO万有情報網プロジェクトに参加し、本書でも述べられる「感じ、考え、動く」ことを特徴とするテクノロジーやプロダクトのあり方について議論や開発を共にしてきました。トークでは、テーマを「コンヴィヴィアル・テクノロジーのつくりかた」として、コンヴィヴィアル・テクノロジーの可能性やコンヴィヴィアルな関係の実現に向けた挑戦について考えると共に、筧研究室のメンバーも交えながら、インタラクションやデジタルファブリケーションなど研究への期待や応用可能性についても議論を展開してみたいと思います。
(*)Fashion Tech News: ファッション×テクノロジーの最前線の情報をZOZOテクノロジーズが独自の視点で発信、ファッションテックの未来を切り拓くメディア。https://fashiontechnews.zozo.com/